憑依?  -  2005.03.08.Tue  
今日は嵐くんのネタです。
ちょっと夜に書くには怖いのですが・・・(震)
hyoui.jpg

数日前の出来事。
寝室で、可憐・ルーク・萌と一緒にお昼寝をしていた。
(萌はベッドの下に設置したサークルの中で)
すると、突然「フギャーーー!!!」と誰かが叫ぶ声。
ちょっとした小競り合いでもしてるんだろうと思ってそのままほっておいたら
また、「ギャーーー!!!フギャーー!!ギョアーーー!!」
と、ただごとじゃない叫び声。
もしかして、誰かが事故で怪我でもしたのかと思い、
慌ててリビングのほうへ行ってみる。
叫び声の主はニックだった。ニックの背中を発見。
斜め立ちの体勢で背中の毛が逆立っている。警戒をしているポーズだ。
「ニックどうしたの?!だいじょうぶ?!」
とニックに近寄ってみると・・・ニックが睨みつけている視線の先に
嵐が立っていた。同じく斜め立ちの体勢で背中の毛が逆立ち
尻尾は5倍ぐらいにブワっと膨らんでいる。
「嵐、何おこってんのよぉ〜?」と嵐をなだめようと思い
近寄っていくと・・・・・何かが変。
嵐?え?嵐・・・だよねぇ? 顔。顔が明らかに違う。
確かにそこに立っているのは嵐なんだけど・・・
目が三角につりあがって目の焦点が合っていないような感じ。
「ウゥーーーーーーーー ウゥーーーーーーーー」
と、地鳴りのような低音の唸り声をあげ(こんな声は初めて聞いた)
顔を左右にゆっくり揺らしている。
ニックが隙を見て避難した。
そして、私と一緒に寝室からついて来たルークが
心配をして嵐の方に近寄っていく。
すると嵐は、突然、ルークに向かって攻撃をした!!
兄であり父のような存在の、嵐が絶大なる信頼を寄せる
ルークに向かって敵意むき出しで襲いかかり
背中に噛み付いて背中の毛をゴソっと口で引っこ抜いた!!
その場に居たルーク、ニック、愛、可憐、私、みんな驚きのあまり固まった。
何がどうしたのか分からないが、あの大人しくて穏やかな嵐が
まるっきり違う猫のように豹変して、家族に向かって攻撃をしているのだ!!
ルークはすっかり面食らって尻尾を丸めてビビっている。
逃げようとして嵐から離れた瞬間、嵐が駆け出しルークを追いかけた。
そしてまた背中に噛み付いて毛をゴソっと引っこ抜いた!
ルークはたまらず「ギャーーー!!」と声をあげた。
命からがら部屋中を逃げている。追いかける嵐。
ルークが部屋の隅まで来て尻尾をお腹の下に入れ精一杯体を小さくして脅えている。
そこに嵐が追いついて「ウゥーー・・・ウゥーーーー」といいながら
じりじりとルークのほうに迫っている。
私はもうこれ以上はルークが危ない!と感じ、咄嗟にルークと嵐の間に入った。
私がルークの前に立ち、後ろにルークを隠すような体勢になった。
「嵐!どうしたの?やめなさい!」
強い口調で目を見て言った。
嵐は私のことを本当の母親だと思い込んでいるらしく
普段は私に依存していて私の言うことには絶対服従の子。
そんな嵐が私にまで「ウゥゥゥゥゥーーー」と地鳴りのような声で威嚇をしている。
もう今にも飛び掛って噛みつかれそうな勢い。
「こいつ、本気だな。」と本能的に感じた。目が違う。攻撃をしかける時の野獣の目。
もし私に本当に飛び掛ってきたら
ビンタの1発2発でも入れて張り倒してやろうと思った。
たとえ嵐といえど、私や他の兄弟たちに本気で襲いかかるなんて
絶対許されない!
私はこの時には既に「こいつは嵐じゃない!」と感じていた。
だから、無意識に嵐の前でパン!パン!と二回手を打って
「嵐!やめなさい!目を覚ましなさい!」と言っていた。
よく、テレビの霊能者云々とかの番組で、憑依された依頼者の意識を
呼び戻させるときに「ハイッ!」とか言いながら手を打っているのを
自分なりに真似していたらしい(笑)
しかし、さっぱり嵐に変化は現れなかった(汗)

威嚇を続けている嵐をつかまえ、がっつり抱きしめた。
もしこの時、嵐が噛みついたり本気で爪を立てたりと、私が怪我を
するようなことをしたら、最後の手段でお風呂場につれていき
水シャワーをぶっかけてやろうと思っていた。
が、嵐は「ガウゥゥゥゥ・・・グルゥゥゥゥゥゥゥ」と
反抗の声は出すものの、それ以上攻撃してこようとはしなかった。
私が少し安心して手の力を緩めた時、サっと腕から飛び降りて
タタターっと走って猫トイレタワーの屋上に勢いよく登っていった。
そしてそのまま2〜3分の間、小さく唸り続けていたが
次第に息も整ってきて、7、8分後くらいには完全に落ち着いた。
トップに載せている写真は落ち着きを取り戻した頃の嵐です。
トイレタワーの屋上から、「何か」を一心に見つめています。
通常、タワーの屋上にいる場合、視線は自然と床のほう、下のほうに
向けられているものなのですが、高さにして地上170センチあたりの
空中を、嵐はずっとずっと見つめていました。
勿論、嵐が見つめている場所には何もありません。誰もいません。
嵐は・・・・何を見ていたのでしょうか。
そして、あの豹変した時の嵐は・・・誰だったのでしょうか。

嵐は、うちの子達の中でも一番神経が敏感な子で
子猫時代の頃は今よりもっと敏感でした。
この時と同じように、何もない空中の一点をじーっと見つめていたり
時々、ハエを目で追うように、顔を右、左、上、下と動かして
「何か」を目で追っていたり
真っ暗な闇に向かってウーウー威嚇の声を出したり
電話のベルや、外で大きな音が鳴る直前の瞬間に顔をピン!と上げ
そっちのほうを向いていたり・・・・
と、不思議行動をよくする子でした。
私はオバケとか霊とかは全く苦手で超超超こわがりです。
なので、もしうちに子達が誰もいなくて私一人だったら、夜は
間違いなく一人では怖くて寝られません。
ですが、嵐のこんな不思議行動はなぜか怖さを感じないのです。
もしも・・・嵐が反応している相手が、私が恐れている対象だったとしても
嵐や子達が私の周りに居て、近づけないように守ってくれているような
そんな気がして、恐怖感を感じません。

その後の嵐は、これまでとおりの嵐のままでいます。
豹変して落ち着きを取り戻した後、私やルークたちは
また寝室に行ってお昼寝の続きをしたのですが
しばらくして目を覚ましてみたら、嵐もちゃっかり寝室に来ていて
ルークに寄りかかって一緒に寝ていました。
ルークは、あんな恐ろしいことを嵐にされたのに、怒ったり
避けたりって行動もしないで普通の態度をしていましたが
猫の世界では、まぁよくあること。なのでしょうか・・・・
「ばかばかしぃ。たまたま機嫌が悪くて興奮していただけでしょ」
って思われるかたもいらっしゃるかもしれません。
実際にそうだったのかもしれませんが、こんな話をブログのネタに
しちゃうくらいなので、本当に機嫌が悪いとか興奮しているという言葉だけで
納めるにはちょっとありえないような。そんなおかしな状態でした。

あ〜おそろしや〜〜〜おそろしや〜〜

P.S.そういえば、可憐や萌は一切そういう気配はありません。
嵐が豹変しているときも、可憐はひたすら「どしたの?どしたの?」と
野次馬根性で顔つっこんで来ては、私に
「あぶないからあっち行ってなさい」と足でどかされてました(ぷ)
犬って鈍感なのでしょうか・・・?
No.91 / / edit / PAGE TOP△
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